7月例会の開催

2023.07.03


2023年7月3日(月)

三木商工会館4階大会議室にて(一社)三木青年会議所7月例会を開会しました。
 

7月例会は山口委員長率いるまちづくり委員会の設営の元、開会となりました。セレモニーはJCIクリードを内橋正弥君、JCIミッション・JCIビジョンを小林正樹君、JC宣言文朗読並びに綱領唱和を高橋浩二君が行いました。

内橋正弥君
小林正樹君
高橋浩二君

また、7月例会には多くの特別会員の方々にオブザーバーとして参加いただきました。

さらに、7月例会では新入会員認証授与式が執り行われ、4名の新入会員が三木青年会議所のメンバーに加わりました。これから一緒に活動できることを楽しみにしております。


稲田豊大君

小田圭佑君

山口晃司君

山本晃央君

3分間スピーチでは「働くとは」をテーマに五本上真大君と岡島拓哉君がスピーチを行いました。


五本上真大君

岡島拓哉君

休憩とレイアウト変更を挟み、後半の部が始まりました。7月例会では、誰にでも伝わる「やさしい日本語」を覚えることを目的に、福井武司氏にご講演いただきました。
「やさしい日本語」とは、外国人にも分かるように配慮した簡単な日本語のことです。1995年の阪神淡路大震災で、日本語を十分に理解できない外国人が、必要な情報を得られないために適切な行動をとる事ができず、多くの被害を受けました。そこで、災害発生時に、日本語が不慣れな外国人に、素早く的確に情報を伝えることを目的に「やさしい日本語」が考案されました。
福井氏は神戸YWCA学院などで28年に渡り日本語教育に携わってこられました。また、阪神淡路大震災以降、やさしい日本語の普及にもご尽力されておられます。
 

セミナーの中で意外に感じたことは、多くの外国人にとって「英語」よりも「やさしい日本語」の方が理解しやすいということです。外国人=英語と連想してしまいがちですが、日本で生活する外国人の皆が英語を使えるわけではありません。反対に、近年増加している外国人技能実習生の方々は、日本語を学んだ上で日本で生活しているため、「やさしい日本語」であれば理解できます。
セミナーでは、外国人にとって分かりやすい日本語とは何かをレクチャーいただきました。また、日常生活でよくあるシーンを題材に、外国人に分かりやすい文章をグループワークで考え、発表しました。

福井氏が行っている「やさしい日本語」のセミナーでは、介護業界の方々の受講が最近増えているとのことでした。外国人のために考案された「やさしい日本語」ですが、高齢者や小さな子ども、障害を持った方など多様な方々とのコミュニケーションにも有効とのことで、近年様々な業界で注目されているそうです。
三木市には多くの外国人が生活しています。また、兵庫県最大の防災センターが三木市にあります。主に三木市で活動する青年経済人として、外国人を含む多くの方々に向けて正確かつ迅速な情報発信ができるよう、今回学んだ「やさしい日本語」を活用して参ります。


宮岡副理事による謝辞

田中啓介君によるニコニコ

山本学君によるニコニコ

西村監事による講評