理事長所信

第56代理事長 竹内久二 君

出会いと絆が創る未来

<はじめに>
 2014年、(般社)三木青年会議所は創立55周年を迎えることになりました。55周年を迎えられたのも青年会議所運動に取り組んでこられた諸先輩方の努力の賜です。
日本は戦後より目覚しい経済成長を遂げました。しかし、その後バブルが崩壊し、多くの天災に見舞われ、様々な問題に直面しています。我々のまちも、地場産業の衰退、後継者問題、高齢化・少子化など多くの問題を抱え、ひとが、企業が、そして地域の輝きが薄れつつあります。こんな時代だからこそ、我々JAYCEEが率先して地域を盛り上げ活動し、輝く三木を未来へ繋ぐ必要があります。

<三木JCの未来>
 一昨年、一般社団法人格を取得し、我々は一般社団法人三木青年会議所として新たな歴史を刻み始めました。諸先輩方が残して下さった(般社)三木青年会議所の礎は、我々にとって大きな宝です。しかしその歴史に満足し、ただ現実を受け入れるだけではなく、変革の能動者たるJAYCEEとして、失敗を恐れず、残すべきものは残し、変えなければならないものは勇気を持って変えていき、会員の活動力を最大限に活かせるような(般社)三木青年会議所の姿を追求してまいります。

<三木Jayceeの未来>
 未来の三木のまちが輝き続けるために、JAYCEEとしてのあるべき姿を追求してまいります。まずは会員自らが自己研鑽に努め、輝く人となりましょう。そして企業を、三木のまちを創っていきましょう。そうすることで、地域に必要とされる存在に少しでも近付き、その過程において会員間の、そして地域との「絆」が築かれるはずです。

<まちの未来>
 創立55周年を迎える(般社)三木青年会議所は創設以来、三木のまちについて真剣に考え、議論に議論を重ね、多くの事業を行ってまいりました。我々は先人達が築いてこられた歴史を継承し、後世に伝えていかなければなりません。これから先もまちから必要とされる組織であり続けるために、郷土を愛し、素晴らしい人間性を持った人を育てていきましょう。そして明るい未来を創りましょう。これまでも我々に出会いや成長の機会を与えて頂いたまちに改めて感謝し、会員が一致団結してまちづくりに取り組んでいきましょう。

<会員拡大>
 我々は常に前向きに変化し、「明るい豊かな社会」の実現に努めています。(般社)三木青年会議所においても、常に新しい風を送り込むことで、組織のマンネリ化を防ぎ、活性化をするべきであると考えます。そうすることで、会員は切磋琢磨し成長していくのです。そのような会員のいる団体は魅力が溢れ、そこには更なる新しいメンバーが集うはずです。会員拡大を成功させるため、会員一人ひとりが自信をもって青年会議所の魅力を伝え、情熱を持って拡大に取り組んでいきましょう。

<おわりに>
 人は常に多くの人と関わり、互いに支え合って生きています。家族と、仲間と、そして地域の皆様と支えあうことで、「絆」が生まれます。その「絆」をより強固なものとするべく、我々は夢の実現のため、みんなが笑顔になるため、明るい豊かな未来のために邁進していきましょう。

<基本方針>
・未来を見据えた環境づくりと広報
・会員一人ひとりの資質の向上
・創立55周年記念事業の取り組み
・会員拡大の推進

22 たけうち ひさじ.JPG